製造ラインで初品、中品、最終品の強度試験を行う際に、測定室まで製品を運んで引っ張り試験装置の順番を待ちをして検査していましたが、実際には測定室にあるような高負荷が掛けられる装置は必要なく、もっと軽い負荷で破壊検査可能なため、現場のライン横で測定できるような手軽な装置を製作して欲しい。
Solution example CASE4
強度試験を測定室以外でも手軽に行えるようにしたい
お客様からのご要望 MISSION


場所を選ばずに、破壊検査可能にするため移動式の引っ張り試験治具をご提案
お客様から、強度試験を行う試験品のサイズや素材、品目数など、どれくらいの負荷での破壊検査に対応出来ればよいかなど、詳細をヒアリングさせて頂きました。その結果、多数の製品に対応した破壊試験を現場の製造ライン横などのスペースで行いたいことが分かり、移動式での引っ張り試験装置を製作させて頂きました。
また、市販の油圧シリンダーとフォースゲージを組み合わせて製作することでコストを抑え、多数の製品に対応できるように、それぞれの製品に合う子治具も製作しました。


試験装置の順番待ちからも解放され、更に手軽さもUP!
試験装置を移動可能にすることで、試験を行う製品を持ち運ぶことなく様々な製造ラインのすぐそばで試験を行うことが出来、時間と手間の大幅な削減が可能になりました。また、大切に使って頂けるように見た目にもカッコ良いレッドの試験治具になりました。